第7回 ロボットによる
山岳遭難救助コンテスト 2024
Alpine Rescue Contest

本コンテストの目的は、災害対応分野における、ロボットの製品化に向けた研究・開発を加速することです。 また、本コンテストの各課題を達成したロボットが全国に配備されることにより、1つでも救える命が増えることを期待しています。

2016年から開始した本コンテストにおいて、3つの課題「発見」、「駆付」、「救助」のうち「発見」、「駆付」に関しては、回を重ねるごとに夜間であっても、遠距離であっても達成の確立、精度が向上してきました。 また「救助」に関しても、達成までは至りませんでしたが、実現の可能性が見えてきました。 そこで、今年のコンテストでは、継続して「救助」を実施し、「発見」と「駆付」に関しては、「より安全に、より短い時間で、より正確に」を目指して、リモートから課題に挑戦する形式とします。

本課題の達成には、ロボットをリモートで操作する以外にも、遠隔でのデータ取り扱いや、天候に左右されないロボットの管理等のイノベーションの要素が必要となります。

結果

コンテストは無事終了しました。
ご参加いただきありがとうございました。

チームリスト
(エントリー順)

No. チーム名 ホームページ チーム紹介
1 次世代航空研究会 リンク PDF
2 Team ArduPilot JAPAN リンク
3 東京大学生物機械工学研究室 リンク
4 株式会社センチュリー リンク
5 チーム「Drone View」 リンク
6 慶應義塾大学 武田研究室 各チーム紹介 PDF
  • Mission1 発見

    課題達成チーム
    10月12日
    Team ArduPilot JAPAN (40ポイント)
    10月13日
    Team ArduPilot JAPAN (40ポイント)
    Drone View(10ポイント)
    10月14日
    Team ArduPilot JAPAN (20ポイント)
  • Mission2 駆付

    課題達成チーム
    10月12日
    該当チームなし
    10月13日
    該当チームなし
    10月14日
    Team ArduPilot JAPAN (20ポイント)
  • Mission3 救助

    課題達成チーム
    10月12日
    該当チームなし
    10月13日
    該当チームなし
    10月14日
    該当チームなし

コンテスト実施報告書

コンテスト参加について

●募集要項

募集は終了しました。

●参加申込み方法

募集は終了しました。

企画書提出期間:2024年6月1日(土)~2024年6月30日(日) 13:00
提出先:inquiry@innovation-challenge.jp

事前説明会

2022年度コンテストの事前説明会の動画です。全般的に大きな内容変更はありませんが、2024年度は賞金やマネキンの数等が変わったことにご注意ください。

シナリオ

十勝氏は友人とある秋の日に山菜採りに行っていた。
初めて入る山であったが友人の案内もあるため軽装で入山した。
足場が悪く地面を見ながら歩いていたところ友人とはぐれていることに気が付いた。

夕方になり友人から山中で十勝氏とはぐれてしまったと救援の通報があった。
はぐれた地点は大まかに分かった。
十勝氏は軽装で入山したため水も食料も十分に持っていない。
ヘリコプターはすぐに日没になるため捜索に向かえない。
救助隊はすぐに日没になるため入山できずに翌朝に備えている。

救助隊は、ロボットを利用した救助を試みることにした。
翌朝の救助のこともあるため、まずは十勝氏の位置を把握することを試みる。
位置を把握できた場合は、救助ロボットを送り込み救出を試みる。
骨折等のためロボットで連れて帰ってくることができない状態も考えられるため、その場合には無線機、水、食料や毛布等の物資を置いてくる。
時間との勝負です。いち早く遭難者を発見し安全に連れて帰ってくることが必要です。さあ、ロボットの出発です。

スケジュール

  • 企画書提出期間:2024年6月1日(土)~2024年6月30日(日) 13:00
  • コンテスト準備日・前夜祭:2024年10月11日(金)
  • コンテスト実施日:2024年10月12日(土)~2024年10月14日(月・祝日)
  • 表彰式:2024年10月15日(火)

競技会場

競技エリア:北海道河東郡上士幌町の町有林
リモート会場:北海道河東郡上士幌町の「上士幌イノベーションサイト」

課題

  • Mission1 発見

    山中に設置されたマネキンを発見し、位置情報と写真を取得する

    賞金
    500万円
    達成チームで分配
  • Mission2 駆付

    競技時間内に捜索エリア内のマネキンへレスキューキットを届ける

    賞金
    300万円
    達成チームで分配
  • Mission3 救助

    マネキンを救助し指定の場所まで搬送する。

    賞金
    2000万円
    達成チームで分配

参加チームの選考について

参加チームは、課題達成に向けた企画書を提出してください。
企画書の内容に技術面や安全面等で課題がある場合には、参加を認めない場合があります。企画書の内容は、審査にのみ使用し外部には公開しません。

FAQ

  • 課題について
  • 競技全般
  • その他
「救助」のマネキンの近くまでロボットが近づいて、そこからはチームメンバーがマネキンをロボットに乗せてもいいでしょうか?
いいえ。マネキンをロボットに乗せる行動もロボットが自立して行わなければなりません。
また、準備時間以外にチームメンバーが競技エリアに立ち入ることは失格となります。
「救助」のマネキンを紐で引っ張ってロボットに乗せてもいいでしょうか?
はい。課題達成には、マネキンが受ける衝撃値等が達成基準を満たす必要があります。
「救助」において、 競技エリア内に無人の無線中継局を設置することは可能でしょうか。
競技開始時間以降、ロボットが運んで設置することが可能です。競技開始時間以降であっても人は競技エリアに入ることができません。また、設置物は競技当日中に撤去できるものとします。 企画書にはそれらの情報をご記載ください。
「発見」と「駆付」のマネキンの特徴について詳しく教えてください。
全てのマネキンは体温を持ち、30メートル離れても聞こえる程度の音声を出します。また、マネキンによっては手を振る機能を持ちます。

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