第7回 ロボットによる
山岳遭難救助コンテスト 2024
Alpine Rescue Contest
本コンテストの目的は、災害対応分野における、ロボットの製品化に向けた研究・開発を加速することです。 また、本コンテストの各課題を達成したロボットが全国に配備されることにより、1つでも救える命が増えることを期待しています。
2016年から開始した本コンテストにおいて、3つの課題「発見」、「駆付」、「救助」のうち「発見」、「駆付」に関しては、回を重ねるごとに夜間であっても、遠距離であっても達成の確立、精度が向上してきました。 また「救助」に関しても、達成までは至りませんでしたが、実現の可能性が見えてきました。 そこで、今年のコンテストでは、継続して「救助」を実施し、「発見」と「駆付」に関しては、「より安全に、より短い時間で、より正確に」を目指して、リモートから課題に挑戦する形式とします。
本課題の達成には、ロボットをリモートで操作する以外にも、遠隔でのデータ取り扱いや、天候に左右されないロボットの管理等のイノベーションの要素が必要となります。